


和室を南側に設けたこともあってリビングと連続となっているので、家族が集う1階リビングは広々としたスペースを確保でき、みんなでのびのび過ごしています。
どこの部屋も大きな窓からは太陽の光が入ってくるし、夜は照明が穏やかな光となるようになっている点がお気に入りです。
また、以前のように『音』を気にしなくていいから、近所の子供たちが家じゅうを走り回っても平気。元気いっぱいです。
リビングの階段廻りのしつらえは開放感が続きながら2階に上がるのがワクワクできるようにお願いしました。
子供部屋・寝室・プレーエリアがあって採光も屋根の勾配を生かして配置されているようです。家全体がそうなっているのですが、たとえば窓を開けた時は東からの風が入り、リビングから階段を通ってプレールームまで自然にぬけてとてもさわやかです。開放感がありながらとても落ち着いた雰囲気で暖かい住まいになっています。
他にはインテリアコーディネートだけでなく、空間づくりのアイデアにも苦心しました。
たとえばリビング横のスペースを活用した和室兼仏間コーナーは、使い勝手十分です。
何度もプランを変更しましたが、その都度、迅速に、しかも快く対応してくれました。
わからないことにもすぐに答えてくださり、本当に頼りになりました。
家づくりは、そこに住まう方の感性や暮らしの表現そのもの。だからこそ妥協はできませんでした。

このお宅のこだわりは、リビング階段。設計のポイントとしては、
@居間から上る階段を
A外に物置スペースを設置しなくても済むように収納部分を多くとる
B居間に3畳くらいの畳の空間を作る
C1階は交差動線のない間取り
この4つがあげられます。「少しでも成長する子供たちと、顔を合わせられる環境が欲しい」とのご夫婦そろってのご意向だそうです。
そして、「吹き抜けをどこかに作りたい」という希望もありました。「リビング階段にしたことによって、スペースに余裕ができて効率よく収納スペースも確保できました。
逆に、吹き抜けによってデッドスペースが増えましたが、リビング階段との組み合わせで、それも上手くカバーできたと思います。
間取りをうまく使えば、広々とした空間が作れるという自由設計の良さを実感されているご様子です。
概観に拘るのではなく、玄関から和室、居間、水廻り玄関と交差しない動線が良く動きやすい間取りとなることを大切にしました。
地盤調査結果 | 良好 | 基礎方式 | 布基礎タイプ+防湿コンクリート |
軸組方式 | 在来軸組工法 | 断熱気密方式 | 充填工法+気密面材 |
建築面積 | 26.6(坪) | 1階床面積 | 26.6(坪) |
2階床面積 | 17.5(坪) | 吹抜面積 | 0(坪) |
述床面積 | 44.1(坪) | ||
その他 | 温水パネルヒーター 断熱サッシ |
