青森県八戸市の新築・リフォーム、通気断熱WB工法のワクワクするような家づくり!

八戸の住宅施工 進化した在来工法 WBの家 一勝家口建築

     

当社が考える「健康な住まい」ということは、家づくりの原点として捉えています。家は家族みんなが、一日でもっとも大切な時間を過ごす場所です。そこに暮らす家族の健康を最優先に考えるのが、当たり前のことですし、何十年という長い時間をそこで暮らすためには、長持ちする家であることは当然のことです。

目に見えない空気の流れをWB工法と共に考えたとき、この寒冷な気候地域でもっとも相性のいい木材として「自然素材の地場産材」に注目しました。家が健康な住まいであるためには、使用される木材も大切です。地元で生まれ、健康に成長した木材を、その土地で使用することが一番であると考えます。

呼吸する地場産木材の柱や梁には、輸入材にはない、木肌の感触や存在感があり、のびやかでさわやかな質を感じます。家の中にいながら森林浴を楽しむイメージです。

地場産材の無垢材をふんだんに使い、職人が丁寧につくる家は贅沢品だという人もいますが、果たしてそうでしょうか。職人の手仕事でつくられた家は、年月を経るごとに味わいをまし、歴史を重ねながら愛着を深め、お金では買えない価値を生み出します。それこそが家づくりの最大の特徴であり、魅力なのではないでしょうか。


   
   


     



無垢材のいちばんの特徴は、その調湿機能にあります。
わかりやすく言うと、地場産木でつくられた家は「呼吸する」のです。
実際には、室内の湿度が高いと空気中の水分を吸い、部屋のなかが乾燥していると木材内部の水分を適度に放出して室内の湿度を一定に保とうとします。


木は燃えやすいと考えられていますが、実は無垢材は燃えにくいのです。 確かに、無垢材を燃やすと確かに表面は焦げてしまうのですが、木の表面がある程度燃えると、黒く炭化した層ができます。
この炭化層が酸素の供給を妨げることになり、中まで燃えるのには時間がかかります。

その結果、内部にまで火を進入させず、燃焼を遅らせます。太くてしっかりした柱や梁なら、すぐに燃え尽きてしまうことはありません。
また木には、温度が上がっても簡単には軟化しないという性質もあります。
万が一火災がおこっても、材木内部は無傷のまま長時間残るため、急激に強度が下がることはありません。


無垢材は、熱が伝わりにくいという性質があります。
空気を含んだ細胞の集まりでできているため、熱伝導率が小さいので、一度あたたまると冷えにくく、室内の温度を一定に保ってくれます。つまり断熱性が高い、ということです。
ちなみに熱伝導率とは、物質が伝導によって熱を伝える度合いの差を数値化したもので、コンクリートは木の約10倍、鉄は約500倍の熱伝導率で、木に比べて断熱性が低いことがわかります。
いかに無垢材が熱を伝えにくいか分かると思います。


木には抗菌、殺菌、および脱臭効果があります。
例えば青森ヒバには、ヒノキチオールという物質が含まれています。このヒノキチオールには、抗菌・防虫効果があり、ダニやシロアリを寄せつけず、それらの発生を抑制してくれるのです。


夏はひんやり、冬はあたたかく感じられる無垢材の特長です。
集成材にくらべてやわらかさがあり、手ざわり足ざわりの心地よさがちがいます。
木材表面のこまかな凹凸が太陽の光を適度に散らして、目への紫外線の反射を少なくします。

また、私たちの現在の暮らしには、たくさんの化学物質があふれています。
住宅に関しても、建材やクロス、家具に至るまで、様々な化学物質が含まれています。
それは、材料そのものというよりも、接着剤や塗料として使われることが多いのです。
そのために、有害な化学物質が原因のシックハウス症候群等の問題が起こるようになりました。 しかし、最近は環境や体にも優しい自然素材の接着剤や塗料も出回るようになってきました。
そのような視点からも、何の混じりけもない無垢材は、環境や体に優しいということで注目されています。
また、無垢材はそういった有害な化学物質を含んでいないだけではなく、本来木に含まれているフィットンチッドという成分が、有害な化学物質やタバコの臭いなどと結合して、それらを分解してくれるといったことが分かってきました。


樹木から発せられる香り成分、フィトンチッドには自律神経に作用して血圧を下げ、脈拍を安定させる効果があります。
”木”をふんだんにもちいた家は、日々の精神的なストレスをやわらげてくれます。
また、保温性が高く適度に温かくやわらかいので、足にも負担がかかりません。
その心地よい歩行感は、ほっとした気分にしてくれるというリラックス効果もあります。
そして無垢材からはフィトンチッドという成分が放出されることで、それが自律神経に作用し、その結果、血圧を下げて脈拍を安定させるという効果が期待できます。
さらに、無垢材の香りはストレスを緩和し、気分をリフレッシュしてくれます。




無垢材は、表面に特別強力な加工が施されていない分、キズやよごれがつきやすいということがあります。
また、無垢材にも樹種によってさまざまな特徴がありますが、一般的には水にはあまり強くなく、必要以上に水分を含むと腐ってしまうということも考えられます。
とくに床材に使用する場合には、水などで濡らすとシミになりやすいのでなるべくはやくふき取る必要があります。
基本的には乾拭きでよいですが、よごれが気になる場合は、専用の洗剤を使って落としたり、ヤスリで表面を削ったりして手入れをすれば美しさを保てます。
長く美しさを保つためには、換気して、適当な湿度に保つことが大切です。
中には、ヒノキやクリのように水に強い樹種もありますが、やはり基本は“こまめな換気”です。
キズやよごれもまた味わい、と木をいつくしみ、年ごとに深まる風合いをお楽しみください。



樹種の性質や材の乾燥状態、季節など、環境の影響を受けやすい自然素材。無垢材は、自然の木をそのまま生かして使われるので、まったく同じものは存在しません。
場合によっては反る、狂うなどして暴れたり、割れたりすることがあります。
でも、それは無垢材が生きているから。色合いや木目もさまざまです。
ですので、無垢材を化粧に使うと、色の濃い部分や淡い部分ができます。
それが気になるという方には、残念ながら無垢材はおすすめできませんが、それも表情があってとても面白いものだと思います。
それぞれの木が持つ、伸縮率や含水率などの性質をふまえて施工されれば、こうしたトラブルは防げます。

トップページ | WB工法って? | 地場産材の使用 | 施工例の紹介 | リフォーム | 家造り一問一答 | スタッフ投稿ブログ

有限会社 一勝家口建築
 〒031-0813 青森県八戸市新井田字小久保尻16番地177
TEL:0178-34-2164  FAX:0178-34-2186