




合板・ビニールで囲った高気密は、湿気が透過しない窒息した容器と同じです。これは人がナイロン製の下着をはきセーターとビニールガッパを一年中着た状態です。
家の呼吸とは?
湿気が壁を透過する(皮膚呼吸)と壁の中の通気(気管呼吸)です。
呼吸する家は湿度を調整することで、木材の蒸れ腐れを防ぎ、湿気に溶け込んだ悪質化学物質を排出し、家中の空気を清浄に保ちます。
調湿は家と人の健康にとって不可欠であり、呼吸を止めることは諸悪の根源なのです。
家の衣替えとは?
壁の中の通気を秋には止め(保温層)、春に開放(放湿冷却層)することです。
暑い日には、各所の通気口(ヘルス)が自動的に開き自然な換気をします。床下通気口から入り込んだ外気は、床下地面の冷気とともに第2通気層を上昇してハットヘルスから排出される冷却層を作り、家全体に涼しさをもたらします。
また、寒い日には各所の通気口(ヘルス)が自動的に閉じ、保温効果の高い住まいにします。第2通気層は保湿層となり、快適な暖かさを保ちながら、透湿性の部屋、壁、戸、木材とともに呼吸効果を発揮し続け、健康的な環境を維持します。
冬場の大敵、結露も起きません。

実験の結果をコンピューターシュミレーションし、冷房時の省エネ効果を解析したところ、WB工法は、冷房負荷を削減できることがわかりました。
これによって、夏のエアコンの使用頻度を減らせることが確認されました!

※WB工法は室内換気不要の大臣認定を受けていますが、現行法上、第三種換気設備を設置致します。